『仕事の速い人が絶対やらない時間の使い方』(理央周著、日本実業出版社)の著者は、トヨタ系列の日系企業に就職し、入社3年目に外資系企業のフィリップモリスに転職。以後はアマゾンやマスターカードなど10社を経験してきたという人物。 それらの職場で、多くの優秀な人たちと働くなかで学んだのは、「仕事には、こなすことが目的の『作業』と、価値を生み出すことが目的の『価業』のふたつがある」ということだとか。もちろん、大切にしなくてはいけないのは「価業」だということになります。 仕事の遅い人は、「作業」に追われ、仕事をしたつもりになっていることが多いと言えます。一方、仕事の速い人は、「作業」はどんどん効率化して時間を短縮し、そのぶん、成果につながる「価業」を充実させる時間の使い方をしているのです。(「『なにをやめるか』を決めるだけで『仕事の速い人』になれるーーはじめに」より) 重要なのは、貴重な「人生の経営