JR北海道は、2016年3月末の開業が予定されている北海道新幹線の車両について、北海道らしさを意識して、内装に雪の結晶の模様などをデザインする方針を固めた。東北新幹線の「はやぶさ」と同じ「E5系」のデザインの一部を変更し、「H5系」の名称で運行する。列車名も公募する方向で検討している。 同社関係者によると、H5系の「H」は、北海道のアルファベット表記の「HOKKAIDO」の先頭の「H」から採用した。内装については、シートの色などはE5系と同じだが、床に雪の結晶の模様をあしらい、壁紙のデザインにも手を加えるという。グリーン車より上の最上位車両「グランクラス」も導入する。 車両の外観はE5系で使われている緑、ピンク、白の3色を基調とするが、一部を変更する考え。車両にデザインするシンボルマークは今後、決めるという。 同社の野島誠・前社長は3月の定例記者会見で、北海道新幹線の車両について「E5系を