東京パラリンピックのテスト大会を兼ねたパラトライアスロンのワールドカップ(W杯)で17日、水質悪化のためスイムが中止された。日本トライアスロン連合の大塚真一郎専務理事は「用意したフォーマットに従い、(ランとバイクの)デュアスロンに変更した」と述べ、「想定内」であることを強調した。 【写真】パラトライアスロンW杯女子座位、バイクで力走する土田和歌子 会場のお台場海浜公園では、国際トライアスロン連合(ITU)が午前、午後の1日2回、水質検査を実施。16日午前まで異常はなく、健常者のトライアスロン東京五輪予選は予定通り開催された。だが、同日午後の検査で大腸菌の数値がITUが定める上限の2倍を超えたため、17日未明にスイム中止を決めた。
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