【安藤慶太が斬る】東大、京大の消滅も? 子ども手当、高校無償化のツケだ 民主党の予算編成に見る大学の危機 (1/5ページ) 辻元離党劇に思う 「かつては野党で批判の急先鋒(せんぽう)に立った。が、それだけで日本を変えることはできないという思いが強くなった」 こう言って社民党を離れ、無所属の政治家となることを明らかにした辻元清美・前国土交通副大臣。彼女の会見に奇妙な思いを抱いた人はどのくらいいただろう。 辻元氏は国土交通副大臣となってからの日々を振り返りながら「私は、現実との格闘から逃げずに国民のための仕事を一つずつ進めていきたいという思いが強くなった」と離党の理由を語った。 報道では護憲や米軍普天間飛行場移設問題で原則論を唱える福島氏ら執行部との確執もクローズアップされていた。 2人を並べ「かたくなに原則論を唱える福島氏」と「それに嫌気がさした辻元氏」と対比させる向きもあるのだが、私が感じ