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ブックマーク / www.l.u-tokyo.ac.jp (2)

  • 研究者になるまで │ 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科

    私は気が弱い。およそプレッシャーというものが苦手で、受験競争がいやで高校を辞めたほどである。みなが一心不乱に勉強している図書館に行くとあらがい難い眠気を覚える一方、騒然とした駅のベンチでにわかに学習意欲を覚えることもある。高校を辞めた後も、半年ほどぶらぶらしていると、次第に学習意欲が湧き、毎日英書を読んだり、古典語を勉強して過ごすようになった。そういうあまのじゃくな人間が何かを選択するとき、競争の少ない、ひそやかな分野に心惹かれるのかもしれない。 高校を辞めたころは、多くの青年がするように、ひとは楽しくもない人生を何のために生きるのかということをよく考えた。自分の人生の難問に取り組むことなくしては、実用的な学問を修めて世の中を渡っていくのは無意味だと思ったので、大学に行きたいと思い直したときから、人文的なことが学べる学部に行こうと心が決まっていた。計画どおりにならない人生だから、天の導きに

  • 教 授  沼野 充義  (現代文芸論研究室) - 東京大学文学部・大学院人文社会系研究科

    所属【言語文化学科】現代文芸論専修課程 【欧米系文化研究専攻】現代文芸論専門分野 来の専門は19世紀から20世紀のロシアおよびポーランドの文学(詩と小説の両方)だが、ロシア東欧文化全般に関心を持っている。また最近は研究の対象を特定の国や言語に限定せず、欧米や日も視野に入れながら、現代文学の生成・流通過程を世界的なコンテキストの中でとらえるための多分野的・越境的なアプローチを探っている。 2007年度からは新設された現代文芸論の専任教員として後者の「多分野的・越境的なアプローチ」を扱いながら、兼任するスラヴ語スラヴ文学ではロシア・ポーランド文学の具体的なテキスト読解の授業を担当している。 最近の主要な関心は、<徹夜の塊>三部作(第1巻『亡命文学論』、第2巻『ユートピア文学論』、および近刊予定の第3巻『世界文学論』)や、現代日語文学を世界文学の中に位置づけようとした『W文学の世紀へ』など

    soh3914
    soh3914 2012/10/14
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