この時期、小中学生などジュニアモデルの撮影会が夏休みを利用して各地で盛んに行われている。 【映像】「1枠8000円」“小中学生を撮影できる権”とは? 料金を払うことでアイドル活動などをしているモデルを時間制で撮影できる仕組みだが、SNSでは批判的な投稿も相次いでいる。 「普通に気持ち悪い」「親が子どものこと商品扱いしてて嫌悪感がある」(SNSの投稿) 露出の多い衣装での撮影もあるため、法的な問題点を指摘する声も上がっている。こうしたジュニアモデルの撮影会について、エンタメ業界の法務に詳しい佐藤大和弁護士に話を聞いた。 「例えば過度な露出で性器が見えてしまうと、児童ポルノ法の違反が問題になるが、通常の水着の場合、多少際どくても適用は厳しい」(佐藤弁護士、以下同) 一方、撮影会を子どもたちの“仕事”として見た場合、別の問題点があると佐藤弁護士は話す。 「撮影される側の女の子たちを労働者と考えれ