つまりはそういうことなのだけれど、読点というのは文章においてリズムを調整する役目を担っている。この「リズム」という概念はわりと難しいものになってきて、文章の場合音楽におけるそれのような記号的整理があまりされていないから、結局のところ「リズムがいい」とか「悪い」みたいな表現をするしかないところがある。 …というのが「グルーヴ感が強めで一呼吸が長めの文章」というのが僕の定義で、この場合「書き出し」がリズムを強く規定している。「意味は無いに等しいけど、この書き出しは必要」と言えば伝わるんじゃないかと思う。 つまり、そういうこと。読点というものは、文章においてリズムを司っている。しかし、このリズムという概念は難しい。(以下略) こっちが「グルーヴ感弱めで一呼吸が短い読みやすい文章」になってくる。これだけで多分、文章を書きなれた人には「感覚はわかった」という感じになると思うし、あるいは「知ってた」か