音楽著作権管理会社のNexToneは9月4日、同社の管理作品についてYouTubeと包括的な利用許諾契約を締結したと発表した。著作権者に対する、公平・公正かつ透明性の高い使用料分配を目的としている。 NexToneは、2016年2月にイーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)が統合して設立された音楽著作権管理会社。浜崎あゆみやEXILEなどエイベックスの楽曲のほか、Mr.Childrenやスピッツ、ゆずなど多数のアーティストの楽曲を管理している。 今回の契約では、YouTubeのデータエクスチェンジに基づいた仕組みをNexToneが活用する。データエクスチェンジとは、著作権管理者から提供された作品情報に基づいて、YouTubeが透明性の高いシステム照合をするプロセスのこと。該当作品が投稿されると、その視聴数に応じてYouTubeから著作権使用料が支払われる。 NexToneは
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