県が2001年、全国で初めて掲げたミスコンテストの廃止。以来、既婚・未婚、性別を問わない「観光大使」を選ぶ方式が県内で主流になったが、男性が採用されないケースがほとんどで、イベント自体が消滅したり、女性対象のコンテストが復活したりしていることが、わかった。男女公平に枠を設けても、若い女性ばかりが選ばれるという以前と変わらない状況が続いているためだ。(石井恭平) ミスコンテスト廃止は、県が01年11月に策定した「県民男女共同参画計画」に明記された。この中で「いわゆる『ミスコンテスト』は行いません」とし、市町村に対しては「再考を期待します」と要請。これを受け、「観光大使」に切り替える自治体、観光団体が相次いだ。 高岡市観光協会は「ミス高岡万葉クイーン」「ミス高岡七夕クイーン」を02年から、男性も対象に含めた「高岡万葉大使」「高岡七夕大使」に切り替えた。しかし、現在まで男性の採用はゼロ。09年の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く