PFUのドキュメントスキャナ「ScanSnap」シリーズに新しいフラッグシップモデルが加わった。その名も「iX500」。ADF(自動原稿送り機構)を搭載する「S1500」の直系進化モデルだ。従来の機能はほぼそのままに、読み取り速度の高速化や無線LAN対応などを果たしたという。11月30日の発売に先駆けて実機を借りることができたので、その使用感を試してみた。 毎分25枚はダテじゃない! PFUのScanSnapといえば、書類や名刺の電子化、さらには書籍の“自炊”でもおなじみの超・定番モデル。日本におけるドキュメントスキャナ市場を開拓した先駆者だ。今やキヤノン、エプソン、ブラザーなどが、複数枚のA4用紙を連続して読み込めるドキュメントスキャナを出しているが、それもScanSnapの成功があってこそのものだろう。 さて、iX500は外観からも分かるように、2009年2月発売の「S1500/S15