IDC Japanは2013年8月22日、国内ユーザー企業の仮想化に関する導入状況の調査結果を発表した。 同調査は、6月にIDCが実施した「仮想化の導入状況」についてのアンケート結果によるもので、仮想化ソフトウエアでのサーバー仮想化を実施している企業434社、実施を検討している企業81社から有効回答を得た。 サーバー仮想化を実施している企業に対し、クライアント仮想化、ストレージ仮想化、ネットワーク仮想化の実施状況について調査したところ、「サーバー仮想化のみ」は42.6%で半数以下にとどまった。残りの半数以上は複数の技術セグメントで仮想化を実施しており、「サーバー+ネットワーク+ストレージ+クライアント」が14.1%、「サーバー+ストレージ」が10.4%、「サーバー+クライアント」が9.9%、「サーバー+ネットワーク」が8.1%となった(図)。 ネットワーク仮想化を実施している企業が得た効果
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