ブックマーク / www.watto.nagoya (3)

  • 「あいちトリエンナーレ2019」をありきたりの現代美術展として見に行った(その2:愛知芸文センター10Fつづき) - 🍉しいたげられたしいたけ

    「その1」では3つのブースしか言及できなかった。こんなペースで書いていては、いつまで経っても終わらないな (´Д`; 繰返し書くけど、私は現代美術というものがわからない。ウォーホルの『スープ缶』だって、デュシャンの『泉』だって、モンドリアンの『コンポジション』だって、知識のない状態でいきなり目の前に提示されたら、その価値がまったく理解できなかっただろう。今でもよくわからない。私なりに意味を理解しようと、じたばたしているだけだ。 辛うじて見当つくのは、作家たちは作品を見る者の心を揺さぶろうと、あらゆる手段を講じているだろうということだ。「先入観を捨て虚心に作品だけと向かい合うべし」なんて甘っちょろいキレイゴトは、中学校の卒業と同時に校門の中に置いていくものの一つであろう。要するに何でもアリなのである。 また心を揺さぶられる方向は、快い方向ばかりとは限らない。不快な方向だって同数以上に多いのだ

    「あいちトリエンナーレ2019」をありきたりの現代美術展として見に行った(その2:愛知芸文センター10Fつづき) - 🍉しいたげられたしいたけ
  • 「あいちトリエンナーレ2019」をありきたりの現代美術展として見に行った(その3:愛知芸文センター8F) - 🍉しいたげられたしいたけ

    長いエスカレータで10Fから8Fへ移動した。愛知芸術文化センターの10Fはもともとは愛知県美術館で、8Fは愛知美術館ギャラリーなんだそうだ。どう違うのかは、よく知らない。9Fは吹き抜けだったはず。 パンフレット3P下半分をスキャンした画像を貼る。A18cとA19以降が8Fブースである。 10F の「顔」がパンフレット表紙にもなっている A06「孤独のボキャブラリー」だとしたら、8F のそれは A19 "「tsurugi」「peak」" だろうか。 10今村 洋平(A19) | あいちトリエンナーレ2019 「シルクスクリーン」という版画の手法を用いて制作された作品の数々と、それを産み出した印刷機材が展示され、制作過程のビデオが上映されていた。 作品は1枚の紙に印刷されたものもあれば、10数cmもの厚みを持つものもあった。パンフレットによると後者は「1万回インクを刷って重ねると地形図のような

    「あいちトリエンナーレ2019」をありきたりの現代美術展として見に行った(その3:愛知芸文センター8F) - 🍉しいたげられたしいたけ
  • 「あいちトリエンナーレ2019」をありきたりの現代美術展として見に行った(その1:愛知芸術文化センター10F) - 🍉しいたげられたしいたけ

    うちのブログの「美術展」タグをクリックしてもらえればある程度は見当つけていただけるんじゃないかと思うが、決して現代美術というものにメチャメチャ詳しいわけではないものの、「身近に機会があれば」というレベルで関心を持ち続けているほうだと思う。 だから先週末に、「あいちトリエンナーレ2019」のブースの一つである「表現の不自由その後」がネットで炎上しているらしいという情報に接したときに、最初に浮かんだ感想は「どうせわかってない連中が騒いでいるんだろう」という程度だった。 しかしそういう私自身「わかっていない連中」の一人である可能性がきわめて高い。だいたい現物を見ないであれこれ言い出したら、その時点で「わかっていない」確定であろう。 というわけで、メイン会場である愛知県芸術文化センターへ行ってみた。なおパンフレットによると「メイン会場」という呼称ではなく "作品・公演数が最も多い「あいちトリエンナ

    「あいちトリエンナーレ2019」をありきたりの現代美術展として見に行った(その1:愛知芸術文化センター10F) - 🍉しいたげられたしいたけ
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