兵庫県の淡路島でオリーブ栽培に取り組む一般社団法人「淡路島オリーヴ協会」が、オリーブオイル生産に必要な搾油機を導入するため、インターネットを通じて資金を募る「クラウドファンディング」を実施している。栽培本数は5千本を超え、今秋には収穫も本格化する見通しで、関係者は「産業化に向けた正念場だ」と意気込んでいる。(神戸新聞) 25日に洲本市文化体育館で、年次総会があった。 島内での栽培は同協会理事長を務める土居政廣さん(67)らが2009年から開始。現在は協会に所属する個人・法人の54会員が苗木を育てるなどしており、企業の参入も増えているという。昨年は収穫した実200キロから初めてオイルを生産し、「エクストラヴァージンオイル」(100ミリリットル、4320円)として販売している。 ただ同協会に搾油機が無いため京都で委託加工したといい、来季の収穫までに機械の購入を目指している。自前で搾油できれば品