5月30日「arrows」シリーズのスマートフォンを販売しているFCNT株式会社が、東京地裁に民事再生法適用を申請したと帝国データバンクが報じた。負債額は2022年3月期決算で約773億6000万円としている。 それに合わせてFCNTは同日プレスを更新。携帯電話事業の今後について、現時点で支援を得られない場合は速やかに携帯電話の開発、販売事業を終息させる方針を示し、富士通は事実上の携帯電話市場からの撤退という形となった。 プレスより抜粋 富士通のARROWSを振り返ろう 富士通のスマートフォンと言えば、ARROWSシリーズだ。黎明期から市場を支え、「ガラスマ」と呼ばれるおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信と言った三種の神器を真っ先に採用するなどの「ローカライズ」に徹底していた。 防水機能もしっかり備えるなど、普段使いに適したスマホとして当時から注目を集め当てた。 後に東芝の携帯電話部門を
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