映画「がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~」(小林正樹監督、29日公開)のプレミア試写会が13日夜、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。10月1日のクランクアップから、わずか3週間で完成させての、世界最速の“ワールドプレミア上映”となった。小林正樹監督は「1日まで撮影をやっていたので、ちょっと間に合うかなという思いはありました。ここ最近の映画じゃ一番のスピードでつくったと聞いています。どんな形でもベスト1はいいこと」と話した。 また福島・スパリゾートハワイアンズから来たフラガール7人は、上映を前に踊りを披露した。リーダーのマルヒア由佳理は「(3月11日の)原発事故の後の、福島の人の気持ちが多く描かれています。ご覧になっていただいて感じたことを、後の人生の役に立てていただきたく思っております」とあいさつした。