東京都墨田区は、五月開業の東京スカイツリー(同区押上)最寄りの「開かずの踏切」を解消するため、高架化する方針を決めた。開業後に予想される交通渋滞を緩和する狙い。国が認めれば二〇一七年度に着工し、二三年度末の利用開始を目指す。都内の鉄道立体化は都が主体となっており、区施行は足立区に次いで二例目。 (東京新聞) 大きな地図で見る (コメント) ・対象の踏切は、東武鉄道 伊勢崎線 押上踏切。 ・同踏切は、2003年に開業した半蔵門線建設工事にともない、京成押上線と同じ位置にあった踏切撤去後は、同区間に存在する唯一の踏切となっていた。 ・区が事業主となるケースは、同線足立区竹ノ塚駅にある、竹ノ塚踏切(昨年十二月に事業認可)がある。 ・業平橋駅~曳舟駅間は両端の駅が高架駅となっているが、地平には留置線および仕業線がある。この留置線は、列車留置だけではなく、浅草駅始発の特急列車への給水や車内整備等も行