開業当日の夜、ライトアップされた東京スカイツリーと隅田川に浮かんだ屋形船(22日午後7時9分)=高橋はるか撮影 22日開業した世界一のタワー、東京スカイツリー(東京・墨田区、高さ634メートル)は、あいにくの雨で視界が悪く、強風の影響で上りエレベーターの運転を止めるトラブルも起きたが、多くの来場者でにぎわい、東京の夜空を彩るライトアップも行われた。 優雅に空へと伸びる姿に、多くの人々が、明日への希望を託している。 東武タワースカイツリー社によると、この日、ツリーに上ったのは約9000人。隣接する商業施設「東京ソラマチ」を合わせた全体の来場者数は約21万9000人に上った。今後は海外の観光客も呼び込み、人の流れも大きく変えそうだ。 午後7時前にはカウントダウンとともにライトアップが始まり、ツリーが隅田川の水色をイメージした「粋(いき)」に輝くと、周囲から歓声が上がった。この日は開業日の特別演