今年結成50周年を迎えたTHE ALFEEが通算72枚目のシングル「鋼の騎士Q/Never Say Die」をリリースした。すでにお聴きになられた方も多いだろうが、両曲ともにエレキのアプローチの中にも、しっかりとアコースティックサウンドの存在感を示したナンバーである。3人の歌声を含めて、まさにTHE ALFEEにしかできない新たな名曲の誕生と言えよう。 THE ALFEE インタビューのその他の写真 今回は今風にリニューアルしたケルティックサウンド──「鋼の騎士Q」はタイトルこそヘヴィメタルを思わせますが、サウンドはその真逆とも言えるケルティックなサウンドです。まず、こういうサウンドとなった経緯を聞かせてください。 高見沢:この楽曲は『グランマの憂鬱』というドラマの主題歌でありまして、そのオファーが来てから制作しました。僕は原作のコミックをすでに読んでいたので、イメージしやすかったですね。