過熱するローカル私鉄ブーム! 津軽鉄道・おばちゃん編 - 08/04/19 | 14:00 貧窮した地方鉄道を救うための観光客呼び込み策には、沿線住民の協力が欠かせない。 青森県の津軽鉄道は、冬の「ストーブ列車」、秋の「鈴虫列車」などで、全国的な知名度を誇る。年間約2万人もの観光客が訪れることもあり、沿線住民も、この鉄道が財政難に陥っているとは知らなかったという。 乗車人数は1974年の256万人をピークに07年はわずか33万人。定期外の観光客も微減傾向にあり、他線同様、十分な運行保全の修繕まで手が回らない状況。修繕ができなければ、運行は継続できない。地元有志は06年1月にサポーターズクラブを設立。寄付金を募り、フォーラムやイベントで津軽鉄道存続に向けた訴求を行った。これをきっかけに、地元全体で津軽鉄道支援の機運が盛り上がっていった。 「いろんな人との出会いがあって面白い」と津軽弁交