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ブックマーク / miyoko-diary.cocolog-nifty.com (4)

  • ああ、遅かった!!性風俗で働くということ - 河野美代子のいろいろダイアリー

    この頃、あまり患者さんに関わることは書いていません。プライバシーにかかわること、もちろん名前が特定できるようなことに気つけることは当然ですが、その内容について、どこまで語ってもいいのか、線引きがなかなか難しいということが理由です。 でも、産婦人科医療の現場で起こっていることを世間の人は知っていない!!必死で性教育の必要性を訴えても訴えても、社会は知らんぷりなのです。 今日は書きます。 風俗で働く女性たち。もちろん、圧倒的に若い女性たち。あまりに無防備なのです。 今、プロのセックスワーカーと、素人の女性たちとの線引きも難しくなりました。 どうしてこんなに簡単にこの世界で働けるの?と思うほど、風俗で働く女性たちが増えています。大学に進学して広島に出てきてすぐにデリヘルで働いている女性たち。まだ18才で、どうしてこんなことか出来るの?と言うほど無防備です。 いえ、18ならまだ大人? でしょうか。

    ああ、遅かった!!性風俗で働くということ - 河野美代子のいろいろダイアリー
  • 今クリニックで起こっていること。②出会い系サイト、掲示板。 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    以前は出会い系サイトでしたが、今危ないのは「掲示板」です。掲示板で連絡があったら若者達は、簡単に自分のアドレスを教えるし、会おうといわれれば簡単に会います。 彼女は、子宮の内膜炎を起こしていました。まだ幼い子宮に細菌がどっさり入ってしまった様です。菌が何なのか、淋病やクラミジアなどの性感染症なのか、それとも雑菌なのか検査をしますが、とりあえず抗生物質の内服で治療です。 コンドームを使うこともなくの行為ですので、全く無防備です。炎症だけでなく、妊娠の心配もしなければなりません。 「妊娠は心配ではなかったの?」と聞きました。それを彼女は相手に言ったのだそうです。そしたら、相手の20代の男は、 「妊娠なんかするわけがない。そんなことは言わないでくれ。」と言われたのだそうです。「どうして?なぜ妊娠なんかしないのだろうか」と聞くと、分からない、と彼女は答えます。 まだ時期が来てみないと妊娠しているの

    今クリニックで起こっていること。②出会い系サイト、掲示板。 - 河野美代子のいろいろダイアリー
  • みみっちい話を聞いて下さい。 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    あまりにみみっちい話しなので。書くのも情けない話なのですが。ちょっと愚痴を聞いてください。 乳腺炎を起こしてくる人がいます。授乳中、乳管が詰まって、しこりができて、赤くなって、高熱を出す人もいます。人は、とてもつらいのです。 そのような時、患者さんにはベッドに横になって頂いて、オッパイのマッサージをします。詰まっているところが通るように。しこりが解消されるように。出てくる母乳をガーゼに吸わせながら、とても時間がかかります。大体、30分近く。力もいるので、終わると手ががたがた震えるほどです。 つい先日、その乳房マッサージが保険点数、35点。350円だと知りました。わあ、これだけ苦労して、350円なのか、と、ちょっとがっかりしました。もちろん患者さんは、その3割負担の105円、規則で切り上げの110円の支払いです。えらく安いんだあと。 実は、私はレセプトの点検をするときにも、点数は、全く気に

    みみっちい話を聞いて下さい。 - 河野美代子のいろいろダイアリー
  • 「何か変だ」③「バンキシャ」の取材について。 - 河野美代子のいろいろダイアリー

    東京から帰って来ました。往復新幹線。それに、東京駅とホテルとの間を歩いただけ。今日は避妊教育ネットワークの集まりでした。その集まりのあるホテルに泊まったので、結局その間だけを歩き、どこにも寄りませんでした。行きも帰りも夜の新幹線は、何にも面白いことがありません。富士山などの景色も、サクラの一も見えません。それに、ずっと隣にも人が座っていて、窮屈なことこの上なしです。飛行機のように揺れないので怖くはないけれど、でも、当に疲れます。次回はまた飛行機にしよう、なんて考えています。 会では、全国から避妊教育、性教育にかかわっている産婦人科医40人余りが集まりました。みんな手弁当です。皆さんの近況報告を聞いて、当に困難な状況の中でも若い人たちが頑張っていることがよく分かりました。頼もしいことです。現場では、みんな孤独ですので、こうして時々集まって励ましあって、力をもらって、また現場に散っていき

    「何か変だ」③「バンキシャ」の取材について。 - 河野美代子のいろいろダイアリー
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