タグ

ブックマーク / newsnews.exblog.jp (3)

  • 逮捕記事を書いた記者が判決記事を書くのが、本来の姿では? | ニュースの現場で考えること

    サリン事件での集団的大誤報などが、なぜ起きるのか。事件報道でとくに顕著であるが、常軌を逸した集中豪雨報道は、なぜ無くならないのか。「悪者」を作り出し、当局と一緒になってバッシングする報道が、どうして続くのか。こうした問題は、古くから指摘されているのに、なかなか改善されない。いったい、これは何なんだろうね、という議論を最近、メディア関係者と飲みながら交わした。 毎度のことながら、「これ」という結論があるわけではない。それでも、いくつかのポイントは見えているように思う。 新聞社や放送局の取材現場は、かなりの部分が細分化され、かつ縦割りになっている。政治部は「官邸」「与党」「野党」「省庁」などに分かれ、経済部は「財務省」「日銀」「東証」「経産省」「東商」などに分かれ……という具合である。世の中が大激変を繰り返しているのに、こうした取材態勢は、各社とも実はそんなに変化していない。 この何年かの

    逮捕記事を書いた記者が判決記事を書くのが、本来の姿では? | ニュースの現場で考えること
  • 検察の「伝統」 | ニュースの現場で考えること

    小沢氏疑惑の一連の報道を眺めながら、あらためて検察・警察の捜査とはなんぞや、といったことをつらつら考えている。 魚住昭氏の「特捜検察の闇」の中に、こんな一節が出てくる。大阪・東京両地検で特捜部の検事だった田中森一氏が、大阪地検特捜部で大阪府庁の贈収賄事件を捜査していた1985年ごろの話である。大阪府では、1979年まで知事は黒田了一氏だった(1期目は社会党と共産党推薦、2期目は共産党推薦)。 <以下引用> ……強制捜査の着手には上司の決裁が必要だ。田中は手書きの報告書を携えて検事正室へ行った。当時の検事正は「ライオン丸」というあだ名の強面の男だった。 田中は報告書を差し出し、捜査経過を説明し始めた。検事正はさっと報告書に目を通した後、両切りのピースを一取り出した。それでテーブルをとんとんと叩きながら、いきなり怒鳴った。 「たかが5000万円(のわいろ=高田挿入)で、お前、大阪共産党の天

    検察の「伝統」 | ニュースの現場で考えること
  • 「渋谷事件」と当局依存の大メディア | ニュースの現場で考えること

    ロンドンは11月3日から日付が変わり、4日になった。いずれにしろ、真夜中である。雨が音もなく降っている。 そんな秋の夜長、例の麻生首相邸見学ツアーの逮捕の模様を、あちこちのサイトで見た。 (1)「渋谷事件」の争点と総選挙 (2)なんだ、なんだ、だまし打ちジャン。⇒「渋谷署警察官との事前打ち合わせ@ハチ公前」に公安のタコが映っちゃってるぞ(笑) (3)〔動画〕麻生邸見学「デモ」主催側は警察官と事前打ち合わせ いくらなんでもひどすぎる、という見のような「事件」である。「公安」VS「デモ隊」と言えば、公安警察官がどさくさの中で勝手に転ぶ「転び公妨」が、しばしば行われていた。要するに、警察の自作自演であり、事件を「つくる」のである。事と次第によっては、それが許容される場合もないではない、と思う。 しかし、今回の「渋谷事件」は、ビデオ映像などを見る限り、警察官による単なる弱い者イジメでしかない。巨

    「渋谷事件」と当局依存の大メディア | ニュースの現場で考えること
  • 1