富士ソフト株式会社は12月20日、主催する「第21回全日本ロボット相撲全国大会」のイベント中において、開発中のヒューマノイドロボットを公開した。ロボットの開発は同社としては初めて。詳細については、2010年1月下旬の記者発表会で公表される予定だ。 製品の名称・価格などについては未公開。教材用とされており、大学・高専などを対象として販売される模様だ。 詳しくは来年の正式発表待ち、と言いつつも、ハードウェア・ソフトウェアのスペックについては、かなりの部分が明らかになっている。 まずハードウェアについては、PCアーキテクチャがベースとなっている。CPUはIntelのAtom/1.66GHzを採用。この上で、OSとしてリアルタイムLinuxの「Ubuntu」が動作しており、専用ミドルウェアや専用クラスライブラリが提供される。統合開発環境「Eclipse」を使って、ユーザーは自由にアプリケーションを