オタクがファッションをしくじるのは、どこかで自分のセンスを過信しているからだと思うのですよ。 彼等はオタク世界では十分にエリートな訳です。優れた情報収集力があり、大量のオタク・コンテンツの中から重要なモノだけを瞬時にピックアップする。さらに客観的に分析して、それらの優劣もキチンと正確に判断する事が出来る。 「その優れた能力をきっとファッションの世界でも使う事が出来る筈だ!」そう心の何処かでオタクは実は思っています。少年漫画の主人公みたく「まだ本当の能力が覚醒する前の天才」だと自分のことを錯覚しているんです。その驕りが外からの情報に対して目をつぶり、耳を塞ぐ事になります。間違えた方向へとひたすら突き進む、オタク・ファッション電車道です。 まずオシャレな服を買うためにはそれなりの場所(青山、原宿、代官山、渋谷等)に行くべきなのに、オタクはその労力を惜しみます。(多分「場違いな感じになるのでは?