事業への賛同を呼び掛ける遠藤代表(前列右から2人目)ら 東日本大震災の津波被害を乗り越え、稲作を再開した相馬市岩子の水田で毎年実施している「田んぼアート」について、主催する相馬のゆかいな仲間たちは今年、インターネットで小口資金を集める「クラウドファンディング」を取り入れる。広く出資者を募り、事業展開する。 平成26年から実施している。地元農家で相馬のゆかいな仲間たちの遠藤友幸代表の水田1.1アールに稲穂の色が異なる古代米の「アート米」を植え、赤、白、緑などの色の稲で馬などをデザインする内容。これまでは有志が資金を出し合い行ってきた。4回目となる今年は広く資金を募ることで活動に広がりを持たせる。 いわき信用組合が提携しているクラウドファンディング「FAAVO磐城国」を活用する。1口1000円から50万円のコースがある。目標金額は120万円。既に募集を開始しており、30万円以上が集まった。出資