オックスフォードシューズは、フォーマルさを一応維持しつつ、ぽってりしたラウンドトゥが醸し出すカジュアルさも併せ持つため、ウールパンツはもちろん、デニムやカーゴパンツなどのワーク系やミリタリー系との相性もよい、八方美人的シューズなのだ。 ストレートチップのフォーマル感、キメキメ感の次に欲しくなるのは、こんな守備範囲の広い靴だろう。 しかし、オールデンのオックスフォードシューズである『990』は、コードバンのために12万円もするので、カジュアルに使うのは少々憚れる。 ミリタリースタイルによく似合うとか言いながら、サラリーマンにとっての戦場である朝の満員電車で踏まれるのはもちろん、オフロードで土がつくのだって避けたくなる価格である。なんならケースに入れて飾りたいくらいの値段だ。 せっかくオンオフ両用なオックスフォードシューズが・・・と思ったところで見つけたのが、『MONACO(モナコ)のプレーン