2014年4月26日のブックマーク (2件)

  • ナマコ靴下 年内商品化へ…水虫菌を抑える成分抽出 (読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース

    乾燥ナマコなどの加工作業で出る煮汁から、水虫菌を抑える成分を抽出する施設が、青森市卸町の水産加工業「大豊」で稼働を始めた。 この成分を繊維に練り込んだ「ナマコ下」の開発を関西地方の大手繊維メーカーが進めており、平沢大輔社長は「年内にも商品化ができそうだ」と話している。 「ナマコ漁師が煮汁に足を入れていたら水虫が治ったらしい……」。平沢社長と弘前大ナマコ研究センター長の渋谷長生教授によると、きっかけは酒飲み話だった。弘大で研究を進め、ナマコの煮汁から抽出されるサポニンに抗菌作用があることを確認した。従来は廃棄処分していたものだ。 この成分の抽出施設を大豊は、青森銀行の融資2500万円と、総務省の地場産業育成の補助金5000万円で建設。現在、1日40リットルの煮汁から4グラムの粉末状の成分を抽出精製しており、平沢社長は「さらに低コストでの量産をめざす」と話す。 乾燥ナマコの加工作業で

  • 東電関連企業作業員の線量「信頼できず」 国連報告書:朝日新聞デジタル

    国連科学委員会は2日、東京電力福島第一原発事故の被曝(ひばく)による健康の影響に関する報告書を発表した。事故直後に働いていた東電関連企業の作業員の内部被曝線量について「信頼性を確認できなかった」と不正確さを指摘した。福島県の住民は全体的に、がんの増加は確認できないほど少ないとした。 科学委は、2012年10月まで福島第一原発で働いていた東電の作業員約4千人と、下請けなど関連企業の作業員約2万1千人について分析した。 日政府や東電などには、作業員の被曝線量のほかに、線量を計算するもとになる全身や甲状腺の放射性物質の濃度の実測値を提出するよう求めた。科学委の依頼を受けた海外の複数の専門家が、一部の作業員を抽出して線量を計算し、政府や東電などから報告された線量が正しいかどうか検証した。

    東電関連企業作業員の線量「信頼できず」 国連報告書:朝日新聞デジタル