執筆者 宗谷 敏 油糧種子輸入関係の仕事柄、遺伝子組み換え作物・食品の国際動向について情報収集・分析を行っている GMOワールドⅡ 宗谷 敏 2014年12月15日 月曜日 キーワード:バイテク メディア 栄養 農薬 2014年12月3日夜、米国ニューヨーク市マンハッタンにあるカウフマンミュージックセンターにおいて、「健康安全性、環境影響と世界の食料安全保障を改善しうるかに関してGM(遺伝子組換え)食品のリスクと利益を討論する」オックスフォード式公開ディベートが開催された。1時間40分に及ぶ会議の全容は、FORA.tvにより全米に同時中継された。 このディベートを主催したのは、個人的な資金で運営されるNPOのIntelligence Squared U.S. Debates(IQ2US)であり、その目的は「しばしばバイアスがかかった今日のメディア報道を糺すために、礼節を重んじ、論証的な分析