「仕事」とは社会参加の方法だ。あなたが給料を受け取れるのは、あなたの行動・存在がカネを払うに値すると、社会から認められた証拠だ。カネを稼ぐことのできない人が不当に低く評価されてしまうのは、社会の一員だと見なされていないからだ。どんなに成績のいい優等生でも、バイトすらしたことのない人は社会的に無価値だ。それが良いか悪いかは別として、いまの世の中ではそういうことになっている。 20、30代の正社員、「転職したことがある」が52.5%【DODA】 http://careerzine.jp/article/detail/1881 この数字がどこまでアテになるのかは分からない。有効回答は800件で、経年的な変化も――転職が増えたのか減ったのか――も分からない。しかし、転職経験者が私たちの想像しているよりも多いのは確かだ。一昔前まで日本は終身雇用・年功序列の社会だとされていた。その時代の常識に照らせば
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