通勤電車や職場の中など、日常生活で暴力を振るわれるケースが近年増加している。厚生労働省などの調査(※1)でも、その傾向は数値としても明らかになりつつある。 そのような暴力から身を守る“オフィス護身術”として、素人でも使えそうな技を中国武術から紹介したい。 そしてさらに、拳法を仕事や恋愛にも使えないかも試してみた。 今回モデルになってもらったのは女優の長澤奈央さんだ。 参考にしたのは、アジアの巨匠ウォン・カーウァイが これまでのカンフー映画のイメージを根本から打ち砕く斬新な映像美で描いた本格アクション映画『』だ。 この映画は5月31日(金) から日本全国で公開される。あのブルース・リーの唯一の師匠、伝説の武術家「イップ・マン」をトニー・レオンが演じた話題の映画だ。 中国武術「詠春拳」の達人であるイップ・マンの“知られざる”物語を描いたこの映画では、主人公のライバルとなるゴン・ルオメイ(チャン