しぶんぎ座流星群(しぶんぎざりゅうせいぐん、英: Quadrantids、IMO 略符:QUA、IAU 番号: 10)は、うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群である。かつて、この流星群の放射点の近くにフランスの天文学者ラランドが壁面四分儀座という星座を設定していたため、「四分儀座流星群」と呼ばれていた。壁面四分儀座は1922年に国際天文学連合が現行の88星座を定めた際に採用されなかったため、別名のりゅう座ι流星群 (りゅうざイオタりゅうせいぐん、英: Iota Draconids) がこの流星群の正式な名称となったが、流星観測者は依然として「四分儀座流星群」を慣例的に使い続けてきた。2009年8月の国際天文学連合総会において流星群の正式名称が決定され、この流星群は慣例を引き継ぐかたちで Quadrantids が正式な名称となった。これに伴って、日本の国立天文台も「し