フードデリバリーの発達で、東京ではほとんど何でも食べられるようになりました。しかしローカルチェーンのメニューは例外です。今回はそんなメニューについて、1年の半分近く全国各地を取材で巡る地方系ライターの碓井益男さんが紹介します。 筆者はさまざまなデリバリーアプリを眺めていて、いつもこう思います。 「もはや、何でも届く時代だな……」 皆さんご存じのとおり、東京には日本はおろか世界中の食べ物を扱うお店がたくさんあるため、デリバリーメニューの内容は本当に多彩で、恵まれた環境といえます。 しかし、食べられないものも存在します。それは、東京に進出していないローカルチェーンのメニューです。現地ではメジャーなあの味を思い出すたびに、 「コロナ禍が一日も早く明けますように」 と願うばかり。というか、むしろ東京に進出してほしい! そんな願いを込めて今回は、1年の半分近く全国各地を取材で巡る地方系ライターの筆者