「能力不足」だったとして、佐賀県が50代の男性職員2人を分限免職にしたと複数の新聞が報じ、定年近くになっての処分にネット上で驚く声が上がっている。 以前から能力不足だったのか、年配になってそうなったか。県の人事課に取材して、処分に至るまでの経緯を聞いた。 「仕事への姿勢が前向きではなく、弁明もなかった」 「職員1人は、回覧する書類に資料を添付してほしいと指示を出したにもかかわらず、指示通りにしませんでした」 県は2024年2月29日付で2人を分限免職にしたが、人事課は25年2月5日、うち1人についてJ-CASTニュースの取材にこう説明した。 この職員はさらに、何度も注意したにもかかわらず書類を発送せず、上司に指示されてもすぐに業務に当たらなかったという。 もう1人の職員は、繰り返し指示しても、文言や数量のチェックなど基本的な確認を怠った。また、外部の人との打ち合わせ記録を紛失したり、数日で
