ブックマーク / weekly-haiku.blogspot.com (4)

  • 詩歌梁山泊第3回シンポジウム「詩歌トライアスロン」 作品募集要項

  • 週刊俳句 Haiku Weekly

    先生は毛虫いいとか言つてゐる 女の子が毛虫いいとか言つてゐる 前回の句をさらに直した。とりあえず、ここで止めてみよう。一句目と二句目とで雰囲気が違う。一句目は青春の感じ。二句目はなんとなく意味ありそうな感じか。 一句目は、〈先生〉のことを詠んでいるというよりは、先生を見ている作者の気持ちが詠まれているようだ。「先生は毛虫がいいとか言っているけれど、そんなこと僕には関係ないさ」というどこか青臭い気持ちが読み取れる。言葉としては〈先生〉が主語になっているのだが、内容として、作者が主人公になっているのである。 二句目は「意味ありそうな感じ」と言ったが、意味には表の意味と裏の意味とがあり、その関係は時に「喩」とも呼ばれる。この句の場合、〈毛虫〉という言葉が何らかの隠喩となって働いていると考えるのである。毛虫の隠喩は、何かの物として即物的にも考えうるし、或いは女の子のもやもやとした暗い心の有り様とか

    sonnakibun
    sonnakibun 2011/05/12
    俳句における時間
  • 二階に上がるということ 上田信治

    毎週日曜日更新のウェブマガジン。 俳句にまつわる諸々の事柄。 photo by Tenki SAIBARA 二階に上がるということ ……上田信治 「俳句と詩の会 高浜虚子を読む」におけるスピーチ原稿 俳句は、どちらかといえば、弱い、ちいさな表現方法だと思います。 強い表現方法というのは、虚子が憧れた小説とか、映画とか、マンガも入れてもいいかもしれない。弱い表現方法というのは、たとえば、生け花とか、コラージュとか、口笛とか。俳句は短いですしね。 ただし、虚子の句業は非常に幅が広くて、俳句がちいさな表現方法だということを忘れさせるような、大きなもの、りっぱなもの、強いものを、含みます。それは、前回やった龍太もそうですね。俳句の世界には、ときどき巨人のような、傑物のような人がまぎれこんで、小人たちをとまどわせるんですが、それは、ともかく。 虚子が龍太とちがうのは、虚子の句には、平然と「どうでもい

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