こんにちは。先々週も触れましたが(「出版不況は終わった? 最新データを見てわかること」)中堅取次、太洋社の自主廃業方針の表明を受けて、書店の倒産・閉店が相次いでいます。 帝国データバンクによると、2月26日には、東京の高田馬場などに書店を展開している有力書店、芳林堂書店が自己破産しました(帝国データバンク)。芳林堂書店は、筆者も学生時代よく通った書店で、後に述べるように、太洋社の自主廃業表明を受けて新刊の入荷が止まり、出版関係者の間では行方が危ぶまれていました。(2月26日17時57分追記:業界紙「新文化」によると、店舗は別の書店チェーンの「書泉」に譲渡し、営業は継続するとのことです。) 2月11日には、茨城県つくば市の著名書店チェーン、有朋堂が全3店を閉鎖しました。 【友朋堂吾妻店】友朋堂吾妻店、閉店いたしました。本日はたくさんのお客様にお出でいただき、お声かけていただき、シャッター前で
2008年10月28日22:32 カテゴリコミック 本の分類について纏めてみました(雑誌扱い、書籍扱い、MM扱い) この記事は、意外にこの事項について詳しく書かれた記事って少ないんだなあ、と思い自らが遭遇した情報を元に作成しました。 よって、真偽の程は保証できません。別にどこかの書店の店員ってわけでもありませんので…その点を了承の上ご覧ください。 さて本題に。 国内で発売されるコミックス、文庫には、 ・雑誌扱い ・書籍扱い ・MM扱い の三種類があります。 まず初めの雑誌扱いについて。 大抵のコミックス(集英社JC、講談社週マガKC、小学館サンデーコミックス他多数)はこれに分類されます。 雑誌とコミックス、やはり別名称で呼ばれていますが、分類的には近いものがありますね。この二つで大きく違うのは、やはり「重版をかけるか否か」でしょう。 大抵のコミックスは、完売して在庫切れが多数発生すると重版
(株)芳林堂書店(TDB企業コード980463409、資本金2000万円、東京都豊島区西池袋3-23-10、代表齋藤聡一氏)は、2月26日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日付で破産手続き開始決定を受けた。 申請代理人は西村賢弁護士(港区虎ノ門4-3-1、成和明哲法律事務所、電話03-5405-4080)。破産管財人は安藤真一弁護士(千代田区六番町15-2、みつば総合法律事務所、電話03-3511-1836)。 当社は、戦後、古本販売業を目的に個人創業され、1948年(昭和23年)3月に法人改組した書籍小売業者。71年にはJR池袋西口に芳林堂ビルを建設し、旗艦店となる池袋本店をオープン。その後も都内を中心に出店を進めて業容を拡大し、99年8月期には年売上高約70億5000万円をあげていた。 しかしその後は、長引く出版不況と相次ぐ競合大型店の出店から売り上げの減少が続き、2003年12月
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