ファッション・グルメ日記
０７年、ファッション関係の新刊書は著名デザイナーの評伝が目についた。いずれも内外のファッションをリードした人物。その一方、ブランドをテーマにした本も。デザイナーとともにブランドがファッションを動かす。その現状の反映のようだ。 『ジョルジオ・アルマーニ』（レナータ・モルホ著、日本経済新聞出版社）は初の本格的評伝。医学生から兵役をへて百貨店に転じた青年が、世界有数のブランド帝国を築くまでを描く。男女の性差を融合させた流麗なスタイルは、すべてを細部まで自ら確認する「究極の完璧（かんぺき）主義」によって生み出されたという。 『ピエール・カルダン』（シルバナ・ロレンツ著、駿河台出版社）は、イタリア移民の少年がパリのモード界に駆け上がった軌跡を追う。宇宙服のような作品を発表し、ライセンスビジネスも積極的に展開。中国にもいち早く進出した。高級レストランの経営を手がけ、芸術のパトロンでもあった。奔放な活動
食べ歩き日記
神戸を拠点にレストラン、カフェ、バー、ブラッスリー、パティスリー、和食ダイニングなどをマルチブランド展開する株式会社ポトマック（神戸市中央区、代表取締役・金指光司氏）は12月6日、開業4周年を迎える恵比寿「TOOTH TOOTH」1階のギャラリーを改装、チーズとワインを楽しめる“フロマージュ・バー”「FROMAGE BAR TOOTH TOOTH」をオープンした。鮨屋をイメージしたカウンターでは、“にぎり”よろしく、好きな“ネタ（チーズ）”を直接サーブする新しいスタイルを提案。白いタイルに包まれた15席（14坪）の小さな店だが、路面から店内が見渡せ、地下の店に降りる階段の入り口に扉があることから、「TOOTH TOOTH」のウエイティングバーとしても、アフターバーとしても使える。 フードはチーズのみ。フランス、イタリアから輸入した厳選チーズを14種類揃えた。ドリンクは生ビール、シードルのほ
グルメ
旭化成及び旭化成せんいは５日、「旭化成・中国ファッションデザイナークリエイティブ大賞」の授賞式と再生セルロース繊維「ベンベルグ」を使った作品によるファッションショーを開催した。 ベンベルグはコットンの種子周囲の産毛を原料とする再生セルロース繊維で、吸放湿性に優れた特長がある。また、同繊維を使った布は生地のすべりがよく、旭化成によると、世界的トップブランドの高級服でも、裏地によく使われているという。 同賞は中国国際ファッションウイーク組織委員会と共同で新設した。毎年３月と１１月の北京コレクションの期間中に、中国のトップレベルのデザイナーから年間２人を大賞に選出し、旭化成せんいの素材「ベンベルグ」を使用した受賞デザイナーの作品を発表する。 今回の受賞者は劉薇氏と鄒游氏。授賞式後のファッションショー「２００８春夏ベンベルグコレクション」では劉薇氏の作品が披露された。鄒游氏の作品は、２００８年３月
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
