働き方改革の“即効薬”? いま「RPA」が注目される理由:特集・RPAで仕事が変わる(1/5 ページ) ビジネスの世界に流行語コンテストがあったら、「RPA」は2018年度あるいは2017年度の大賞に選ばれていたことだろう。少なくともノミネートはされていたに違いない。それほど近年RPAの3文字を目や耳にすることが多くなっている。 RPAとは「ロボティック・プロセス・オートメーション」(Robotic Process Automation)の略で、直訳すれば「ロボットによるプロセス自動化」という意味だ。とはいえ鉄腕アトムやドラえもんのような、身体を持つロボットが仕事をしてくれるわけではない。まるでロボットがいるかのように、アプリケーションやシステムを自動で動かしてくれるプログラムに、既存の業務を代行させるという概念である。ここまでは知っているよという方も多いだろう。 ではなぜ近年RPAに注目