STAP細胞事件から2年が経ちました。ES細胞の混入だったという理研の検証(14年12月19日発表)により、決着がついたかと思っていました。 (注)ES細胞(胚性幹細胞)は、臓器に分化する前の、初期の受精卵から取りだされたものです。理論的には、あらゆる臓器に分化できる性能を備えるとされます。 今年の1月29日、講談社が極秘にしていたプロジェクトで、疑惑の中心にある小保方晴子氏は書籍『あの日』を出版しています。出た直後、どうしようかと思っていたのですが、1年前に「STAP細胞問題の真相(Vol.319~322)」を書いたこともあって、やはり気になり、一昨日から、電子書籍版を読みました。 ゴーストライターは使っていないと推測されます。これはどうして、なかなかの筆力、文章力のものでした。読みながら、再び、いろんな疑問がわいてきたので、書くことにしました。 結論から先に言えば、「小保方さんが、ES
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