「3月のライオン」で『あんなだけど、昔は強かったんだぜ』と褒めてるんだか貶されてるんだかわからないフォローされていた神宮寺会長。彼の若かりし頃、昭和30年代のお話です。 将棋への向き合い方が、なんだかダークサイドへまっしぐらのハチマキのような追い込みっぷり。彼にとってのタナベとなるんでしょうかね、香織さんが。 そして、神宮寺をそこまで追い詰めた昭和の化物って、どれだけのものさ。 つーか、朔ちゃんこと後の柳原棋匠ですが…あんな爽やか好青年って嘘だ。 託されたタスキの重さが、ああいう風にしてしまったのか。恐るべし。 それを『捨てちゃいけねぇもんだ』とがっしり掴み取る柳原棋匠。やっぱり心打たれます。