九龍城砦は、香港・九龍の九龍城地区のことで、かつてはそこに巨大なスラム街が形成されていたところ。 1898年、イギリスが中国清朝から香港島や九龍に隣接する新界、及びランタオ島をはじめとする香港周辺200余りの島嶼部を99年間租借したのだが、九龍城砦は例外として租借地から除外され清の飛び地となった。後にイギリスの圧力で清軍・官吏等が排除されてしまい、以後中国大陸が中国国民党率いる中華民国となって以降も、事実上どこの国の法も及ばない不管理地帯となったんだ。
![ドイツが撮影した巨大スラム街、九龍城砦(香港)解体直前1989年のドキュメント映像 : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c27e13dd804461953914af2357cc61e1e3e1312c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2Fd%2F7%2Fd7f423c4.jpg)
三島由紀夫、澁澤龍彦、寺山修司なども賛辞を寄せる、戦後最も影響力を持つ奇書。それを石ノ森章太郎がコミックとして完成させた『劇画家畜人ヤプー』が復刻版としてポット出版より3月18日に発売されることになった。 本書は1971年に都市出版社から、1983年に改訂を加えて辰巳出版から刊行された漫画『劇画家畜人ヤプー』を新たに復刻。今回の復刻に際して、丸尾末広(漫画家)による解説文を追加収録している。ここで描かれる夢幻的な世界にある細部にわたる奇妙なリアリティは、石ノ森氏の特徴的なキャラクター造形と筆致、そして原作同様に繰り返される事細やかな注釈により、小説とはまた異なるインパクトを増している。〈これは日本文化の解体、殺戮であろう──〉という丸尾氏の言葉にもあるように、残酷さと滑稽さの間を貫かれる強烈な刺激と、オリジナリティを持つ未来世界は、またしても疲弊する現在の日本社会とカルチャーへのカンフル剤
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