核融合ができる原子炉を、自ら開発したという米国の男性が話題を呼んでいる。世界で38人目の快挙と報じられている“自作の核融合炉”(※厳密には核融合装置)だが、街中の倉庫の一室で作ったというだけに、近所の住民からは不安の声も上がっているようだ。 核融合は実用化に向けて研究が進められている分野の1つ。安全かつクリーンなエネルギー抽出法として注目され、「重水素、トリチウムからなる燃料1グラムが反応して(わずか300分の1グラム程度軽くなるだけで)石油8トン分のエネルギーが発生する」(外務省HPより)という、革新的な技術だ。現段階では、いかに多くのエネルギー抽出を行えるかが課題となっており、これをクリアできる技術の開発に期待が寄せられている。 そんな核融合原子炉を1人で作ってしまったのが、フリーのデザイナーで、グッチのウェブサイトなどを手掛けているという32歳のマーク・サップスさん。昼間は仕事をする
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