児童ポルノ規制が強化される中、18歳未満の少女が自分の裸の画像を売るケースが警察の捜査で確認されるようになった。 神奈川県警は8月20日、自分の下半身を露出した画像を売ったとして、児童買春・ポルノ禁止法違反(提供)容疑で千葉県の高校の女子生徒(17)を書類送検した。捜査関係者によると、生徒は携帯サイトに「写真売ります」と書き込み、10人前後の希望に応じて自宅で撮影。1枚数百円で売り、稼いだ金をカラオケ代などに使っていた。 神奈川県警は昨年9月にも、携帯電話で互いに撮り合った画像を売ったとして、17〜18歳の千葉県の女子高生3人を書類送検。今年6月には京都府警が、裸の画像を複数の男に売ったとして埼玉県の無職少女(18)を逮捕した。 子供とインターネットの問題に詳しい早稲田大の田中博之教授は「『携帯なら誰にも見られない』と罪悪感が薄くなっている。親や教師は、まず実態を知ることが大切だ」としてい