「事故にならぬ程度の大騒ぎ起こしたかった」 ＪＲ西のヒューズ抜き車掌が供述 - MSN産経ニュースＪＲ西日本の電車から非常時に二次災害を防ぐ「防護無線」の予備電源装置のヒューズが抜き取られた事件で、器物損壊と偽計業務妨害の容疑で大阪府警に逮捕された同社大阪支社天王寺車掌区の車掌、藤田博和容疑者（４９）が「大きな事故につながらない程度に大騒ぎになることがしたかった」と供述していることが１７日、捜査関係者への取材でわかった。 大阪地検は同罪で藤田容疑者を起訴し、裏付け捜査を進めている。起訴は１０日付。 起訴状によると、藤田被告は今年４月５日、ＪＲ桜島駅で、乗務中の電車から防護無線の予備電源装置のヒューズ１本を抜いて車外に投げ捨てたほか、４月３０日から６月２日にかけて、ＪＲ西に５９４両の緊急点検を余儀なくさせて業務を妨害したとしている。 藤田被告は逮捕当初、府警の調べに「会社に不満があり、２０件ぐらいやった。車掌の仕事がしんどく、いやになった」と供述していた。防護無線をめぐっては平成１７年の
