31日、未成年者誘拐容疑で逮捕された寺内樺風容疑者(23)が“首切り自殺”を図った際の傷はほぼ回復。移送時も首の右側は、手当てを受けたあとを示す白い大きな布が襟からのぞいていた。今後は埼玉県警朝霞署で本格的な取り調べを受ける。 ようやく事件は真相解明に向け第一歩を踏み出すが、警察内部では初動の“失敗”を指摘する声が上がっている。 「少女保護の情報が即座に漏れたため、寺内容疑者の逃走を許してしまったと問題視されているのです。少女保護の第一報は警察の正式発表ではなく、日本テレビがすっぱ抜いたもの。その後、各社が後追いしてアッという間に世間に知れ渡った。本来なら、寺内容疑者が少女保護を知らずに帰宅するのを待ち伏せれば、簡単に身柄を押さえられたはず。恐らく寺内容疑者は報道を知って電車で静岡県伊東市まで逃げたのでしょう」(捜査事情通)
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