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ブックマーク / www.yomiuri.co.jp (279)

  • 日食始まると…ワオキツネザルの行動に異変 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    太陽の中心部が月に隠される金環日が観測された21日、約70種類900頭のサルがいる日モンキーセンター(愛知県犬山市)では午前6時半から、サルの行動を観察する会が開かれ、マダガスカル産のワオキツネザルの行動に異変が見られた。 日が始まる前は太陽の方を向いて立ち上がり、日の光を浴びるいつもの行動を見せていた。しかし、欠け始めると木やハンモックの上に登り、地面に下りてこなくなった。 さらに、金環日になる直前には、木から木へ飛び移るなど通常は夕方にしか見せない行動を取った。ワオキツネザルの飼育担当佐藤百恵さん(27)は「予想以上に珍しい行動を見せ、驚きました」と話していた。

  • ようやく先進国並み…3ワクチン定期予防接種に : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    若い女性で増えている子宮頸(けい)がんや乳幼児の死亡につながりかねない細菌性髄膜炎などを予防する三つのワクチンについて、厚生労働省は2013年度にも定期予防接種の対象とする方針を固めた。 3ワクチンについては10年度から緊急事業として公的接種が実施されており、今年度末まで期間が延長されているが、これを恒久化する。3ワクチンについては欧米では既に公的接種に組み込まれているといい、ようやく先進国の水準に追いつくことになる。 同省が新たに定期予防接種の対象とするのは、子宮頸がんとインフルエンザ菌b型(Hib=ヒブ)、小児用肺炎球菌の3ワクチン。既に公的接種が実施されていることから、これが途切れることは感染症対策として好ましくないと判断した。同省は今国会に改正予防接種法案の提出を目指す。法改正が間に合わない場合は、政令を変更して定期接種の対象とする。

  • 絶滅危惧種アザラシ、試験的に捕殺…漁業被害で : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    定置網のサケをい荒らすなど漁業に深刻な被害をもたらしているゼニガタアザラシについて、環境省は、襟裳岬周辺で6月から、個体数管理に向けた試験的な捕殺を実施する。 ゼニガタアザラシは、個体数の減少から絶滅危惧種(1B類)で希少鳥獣にもなっているが、襟裳岬周辺の漁業被害は年間3000万円に上っている。襟裳岬周辺には、約600頭が生息し、同省の検討会は「400頭が適正」との見方を示す。希少鳥獣の試験捕殺は初めての試みで、同省は「漁業との共存」を目的に保護管理計画を策定する。 北海道沿岸に生息するアザラシは主に、ゼニガタ、ゴマフ、クラカケ、アゴヒゲ、ワモンの5種。えりも町や厚岸町ではゼニガタ、稚内周辺ではゴマフが多く、定置網のサケをい荒らしたり、漁網を破ったりの漁業被害は、全道で年間3億円(2010年度)に上っている。 絶滅危惧種に指定されているのはゼニガタだけで、鳥獣保護法で「特に保護が必要」

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/05/07
    うーん、観光資源で一時は保護しといてまたこうなるのか
  • がん探知犬マリーン、婦人科ほぼ確実に嗅ぎ分け : 科学 : YOMIURI ONLINE(2012.4.24)

    がん特有のにおいを嗅ぎ分ける訓練を受けた「がん探知犬」が、子宮がんなど婦人科がんをほぼ確実に判別できることを、日医科大学千葉北総病院の宮下正夫教授(外科)らが確認した。 この犬は、大腸がん判別で既に成果を出しており、乳がんや胃がんについても実証実験が進行中。宮下教授は「自覚症状がない早期がんでも嗅ぎ分けられる。犬が感じているにおい物質を特定し、早期発見の技術につなげたい」と話している。 この探知犬は、千葉県南房総市内の専門施設で訓練を受けた雌のラブラドルレトリバー「マリーン」(10歳)。判別試験では、尿1ミリ・リットルの入った試験管を木箱に入れ、その前を研究者に連れられて歩く。がんのにおいを感じた時は箱の前で座り、それ以外は通り過ぎるように訓練されている。 子宮頸(けい)がんや卵巣がんなど5種類の婦人科がん患者43人の尿では、マリーンはすべてがんと判定。子宮筋腫など、がん以外の婦人科疾患

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/04/24
    嗅覚のなせるわざ
  • 心臓再生治療、乳幼児ら6人成功…岡山大学 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    生まれつき重い心臓病を持つ子どもへの心臓の幹細胞移植に、岡山大学病院新医療研究開発センターの王英正教授(心筋再生医学)らのグループが成功した。 既に6人で心臓機能の向上を確認、5月にも厚生労働省に高度医療の承認を求めて申請する。子どもの心臓移植が進まない中、新しい治療法として注目される。 全身へ血液を送る左心室が小さい「左心低形成症候群」が対象で、患者の心臓から幹細胞を取り出して培養後、カテーテルで戻して心筋を増強する。自分の細胞を使うため、心臓移植のような拒絶反応もなく、手術の負担も軽いとされる。 王教授らは、2010~11年、中国地方在住の女児(当時1歳)に、18歳未満の子どもとしては初めて治療を実施、11年5月の検査で、心臓のポンプ機能が約10%アップしたことを確認した。 その後、同じ病気の子ども6人(5か月~3歳10か月)に実施。このうち、手術後3か月が経過した5人への超音波検査で

  • 路上で涙・上着なし…幼い兄妹のSOS届かず : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    子どもたちや親族、近隣の住民は何度も“SOS”を発していたが、行政側は幼い命を守ることができなかった。 専門家は「行政がもっと踏み込んだ対応をしていれば、事件を防げたはず」と指摘している。 親族によると、亡くなった小学4年の野晃輝君(9)と小学2年の妹鈴菜ちゃん(7)が、母親の小百合さん(28)らとともに江戸川区で暮らし始めたのは昨年9月。父親(34)の不動産会社への転職に伴い、福岡県から引っ越してきたという。 区などによると、晃輝君は社会科見学などの学校行事に興味を示し、鈴菜ちゃんは縄跳びが得意だった。すぐに学校になじんだが、小百合さんの精神状態が不安定になり、子どもたちも次第に休みが目立つようになったという。昨年12月には、寒い中、上着も羽織らずに、路上で泣く晃輝君の姿を住民が見掛けていた。 今年1月には、父親が仕事上のミスを苦に自殺。近所の女性が先月、2人だけで手をつないで犬の散歩

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/04/11
    うー
  • 97歳日本刀男、歩行器で来て女性切り付ける : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    刀で親類に切りつけたとして、石川県警金沢東署は3日、金沢市月浦町、無職河村良雄容疑者(97)を殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。 発表によると、河村容疑者は3日午前9時頃、近くに住む親類の女性(84)方の敷地内で、「殺してやる」などと言いながら、持参した日刀(刃渡り50センチ)で女性に切りつけ、殺害しようとした疑い。女性は左手を切るけが。歩行器を使い、自宅から約100メートル離れた女性宅まで歩いてきたという。

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/04/03
    何だかな
  • 「青い光の奇跡」駅や踏切での飛び込み自殺激減 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    青い光の沈静効果で飛び込み自殺を減らそうと、JR水戸支社は新年度、管内25か所の駅のホームや踏切に設置している発光ダイオード(LED)の「青色照明」を54か所に倍増する。 すでに設置された場所では、飛び込み自殺が発生していないことを受け、自殺対策を強化するのが狙い。 毎日2000人以上が利用する水戸市の内原駅では2009年、駅舎のすぐ東側の踏切に青色照明が取り付けられた。日が暮れると、踏切周辺が2基の照明灯で青々と照らされる。近くで新聞販売店を営む女性(65)は「以前はよく自殺があったけど、最近は全く聞かなくなった」と話す。 青色照明はJR西日が06年12月に導入し、11年3月末までに管内の踏切など94か所に設置した。 この94か所について設置の前後で比較すると、自殺件数はおおむね半数以下に減少したという。JR東日では、09年2月に高崎線の3駅に設置されたのが始まり。水戸支社では、まず

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/02/23
    今後の結果も伝えてほしい
  • 手のひらサイズ・最軽量のガスタービン発電機 : 経済ニュース : マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    2015年までの製品化を目指す。装置全体の価格は200万円程度の見込み。プロパンガスや灯油、軽油を燃料とし、ボタンひとつで簡単に起動して連続3時間運転できる。災害時の非常用電源や、二足歩行ロボットの電源としての利用を見込んでいる。 発電機は、直径8センチ、長さ12センチで、重さは1・2キロ・グラム。同社が得意とする航空機のジェットエンジンなどの技術を応用した。最大出力は400ワット。排気が少なく発電時の音も小さいため、室内での利用も可能だという。現在、燃料タンクや冷却器などが一体となった起動装置の改良を進めており、総重量を13キロ・グラムから5キロ・グラムまで軽量化して発売する。

  • 「絶滅」の海鳥、小笠原で発見…数百羽生息か : 環境 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    世界的に絶滅したと思われていた希少な海鳥「ブライアンズ・シアウォーター」を、小笠原諸島(東京都)で発見したと、森林総合研究所(茨城県)の研究グループが7日、発表した。 数百羽が生息しているとみられ、世界自然遺産に昨年登録された同諸島の生態系の貴重さが裏づけられた。 和名は「オガサワラヒメミズナギドリ」になる見通し。全長25~30センチ・メートルで、尾羽が長く、足が青い。普段は海上で過ごし、繁殖期になると、島の地面に穴を開けたり岩の隙間を使ったりして巣をつくる。 約4000キロ・メートル東の米ミッドウェー諸島で1963年と91年に1羽ずつ見つかった後、絶滅したと考えられていたが、小笠原で97年以降に確認された6羽のDNAを森林総研が分析、同じブライアンズ・シアウォーターと判明した。絶滅を疑われた鳥の再発見は珍しく、国内では51年に伊豆諸島でアホウドリが再発見されて以来、例がなかった。

  • 国内最高齢のゾウ「はな子」、65歳のお祝い : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    65歳を迎え、お祝い会で多くの来場者に祝福される「はな子」(5日、東京・武蔵野市の井の頭自然文化園で)=鈴木毅彦撮影 東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育されている国内最高齢のゾウ「はな子」(アジアゾウ)が65歳になったことをお祝いするイベントが5日、同園で開かれた。 はな子は戦後初めて日に来たゾウで、今年1月、これまで国内で飼育されたゾウの長寿記録(65歳)にも並んだ。1947年にタイで生まれたが、正確な誕生日は不明で、園では毎年元日を便宜上の誕生日にしている。歯が1しか残っていないはな子のため、消化しやすいようにエサを細かくするなど、様々に工夫して長寿を支えてきた。 約350人が集まったお祝い会では、飼育係から「65歳」と書かれた好物のパン65個がはな子にプレゼントされたほか、来園者らが童謡「ぞうさん」を一緒に歌って祝った。子供2人と訪れた杉並区の男性中学教師(36)は「いつまで

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/02/06
    誕生日が分かってる訳ではないのね。でも長生きだね^^
  • 体内を泳いで診断・手術、尾びれ付き内視鏡 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ワシントン=山田哲朗】米ハーバード大などが体内を泳いで進むカプセル型内視鏡の新駆動方法を開発し、学術誌バイオメディカル・マイクロデバイシズで発表した。 商品化されれば、胃や腸の中を動き回って病気を診断したり、手術したりすることが可能になりそうだ。 同大医学部の波多信彦准教授らは、効率的に進むことで知られる精子のべん毛運動を基に、コイルを内蔵した長さ1センチほどのテープ状の尾びれを振動させて、前進・後退できる小型駆動装置を作った。テープの動きは、磁気共鳴画像(MRI)装置の磁気により遠隔操作する。 現在、実用化されているカプセル型内視鏡は胃腸の動きによって移動するだけで、狙った場所を撮影できない。大阪医大なども尾びれで推進するカプセル型内視鏡を開発中だが、ハーバード大の方式はカプセルを操縦するための専用の外部機器が不要で、すでに病院にあるMRIを活用できる。診断中もカプセルの位置が特定でき

  • パーキンソン病新薬に光…神経細胞受容体を解析 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    この受容体に結合する物質が見つかれば、新薬開発が可能になる成果だ。英科学誌ネイチャー電子版に30日、発表した。 パーキンソン病は、脳内の神経細胞の異常で発症する難病で、手足の震えなどの動作障害を引き起こす。神経細胞表面にある特定の受容体に、神経伝達物質などが異常な形で結合すると、神経細胞の働きが狂ってパーキンソン病が起きるとみられる。この受容体の構造が分かれば、神経細胞の異常を抑える薬の開発につながるが、受容体を人工的に作ることは難しかった。 京都大学の岩田想教授や千葉大学の村田武士特任准教授らはまず、酵母の遺伝子を操作するなどして、受容体と結合できる「抗体」を大量に作製した。この抗体が受容体の部品となるたんぱく質に結合すると、これらのたんぱく質同士がくっつきあい、受容体全体の結晶ができあがった。

  • M7・4想定の立川断層帯、予測向上に重点調査 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    政府の地震調査研究推進部は27日、マグニチュード7・4の地震が想定されている立川断層帯(東京都、埼玉県)の重点調査を来年度から始めることを決めた。 震度6弱以上の揺れに見舞われる推定人口が1300万人と多いためで、3年程度かけて断層の形状や活動履歴を詳細に調べ、予測の精度向上につなげる。 同部によると、立川断層帯での想定地震の発生確率は、今後30年以内で最大2%と評価しているが、過去の活動を直接示す十分な資料がなく信頼度は低いとしている。一方、東日大震災による地殻変動の影響で、発生確率は高まっている可能性があるとしている。同部は、立川断層帯を含む13の活断層について、2005年度から順次、重点調査を実施している。

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/01/27
    えーーw
  • 大規模なオーロラくっきり、太陽の爆発が影響か : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ノルウェー北部で25日、大規模なオーロラが出現した。 太陽の表面で23日昼過ぎに比較的大きな爆発があり、電気を帯びた粒子のかたまりが地球に到達したことが、オーロラが大規模になった原因と見られる。 情報通信研究機構の宇宙天気情報センターによると、太陽から飛び出した粒子の方向が、地球からややずれていた。そのため、オーロラの発生は北極域に限られ、北海道など低緯度で観察することは難しいという。 電気を帯びた粒子よりも早く地球に到達する、高エネルギーの粒子量は2003年10月以来、約8年ぶりの規模となった。人工衛星などへの障害が心配されたが、これまで大きな影響は報告されていない。

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/01/26
    日本では無理だったのか
  • 譲り受けた子猫、翌日殺す…男を詐欺容疑で逮捕 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    を殺す目的でだまし取ったとして、神奈川県警麻生署は24日、川崎市麻生区岡上、自称会社員広瀬勝海被告(45)(動物愛護法違反で起訴済み)を詐欺容疑で再逮捕した。 譲り受けた動物の虐待を巡って詐欺容疑を適用するのは全国的にも珍しいという。 発表によると、広瀬被告は2011年11月、の新しい飼い主を捜すインターネット掲示板で知り合った東京都調布市の女性(52)から、虐待して殺傷する目的なのに育てるとうそを言い、雄の子1匹を譲り受けた疑い。子は引き取った翌日に、自宅近くの川へ投げ捨てて殺したという。調べに対し、広瀬被告は「かわいがる振りをした」などと供述し、容疑を認めている。 広瀬被告は昨年11月、子計3匹を殺したとして動物愛護法違反(殺傷)容疑などで逮捕・起訴された。

    soramifanyan
    soramifanyan 2012/01/24
    またな人なのか 悔しいな
  • 重症の無精子症患者から精子採取成功…山口大 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    自然には精子を作れない重度の無精子症患者から、ホルモン治療と手術によって精子を取り出すことに山口大チームが成功した。英医学誌「ヒューマンリプロダクション」電子版最新号(2月号)に掲載された。 無精子症は男性100人に1人いる。精子の通り道(精管)に問題がある約3割を除き、精子が作られないか、ほとんどない。この場合、精巣から精子を直接採取する手術を行っても、うち約6割は採取できない。 同大は、手術で精子が採取できなかった患者48人のうち28人に対し、性腺刺激ホルモン(hCG)を約5か月間注射するなどの治療を行った上で、再度採取を試みたところ、6人(21%)から精子を採取できた。ホルモン治療をしなかった20人は採取できなかった。精子を採取できたうち2人は、卵子と体外で受精させる顕微授精を行い、妊娠に至った。出産例はない。

  • 「非力だ」と免職の女性消防士、依願退職で和解 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    千葉県流山市消防部の元消防士の女性(27)が免職されたのは不当だとして市に処分取り消しを求めた訴訟で、11日に千葉地裁で和解が成立した。 女性の代理人の弁護士によると、女性は復職を求めていたが、免職処分を取り消した上で、依願退職する。市は再発防止のため、条件付き採用職員に能力向上の指導をするといった対策を講じる。 訴状などによると、女性は2008年に消防士(救急救命士)の職員採用試験に合格。条件付き採用で09年4月に市中央消防署に配属されたが、「体力的に非力だ」などの理由で、期限をもって免職となった。 今回の和解について、原告女性は「言い分がある程度認められ、名誉を回復できた」としている。同市消防部は「原告の将来を考慮して和解した。今後とも職員の育成に努めたい」とのコメントを発表した。

  • 世界初「キメラ」猿…遺伝的に異なる細胞混在 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    【ワシントン=山田哲朗】遺伝的に異なる2種類以上の細胞がモザイク状に入りまじった「キメラ」のアカゲザルを作ることに米オレゴン健康科学大学が世界で初めて成功した。 米科学誌「セル」電子版で5日、発表した。 同大の立花真仁研究員らは、人工授精で作った複数の胚(受精卵)を凝集させたうえで母胎に戻したところ、健康な子ザル3匹が生まれた。全身が、3~6種類の胚に由来することを確認。来、別々に生まれる「兄弟」の遺伝子が混じっていることを意味する。うち1匹は、最大6種の胚が混合していることから、日語で「ロク」と命名した。 マウスではすでに、胚性幹細胞(ES細胞)からキメラ個体を作ることは一般的。黒い毛のマウスと白い毛のマウスを使ってキメラを作ると、子供は白黒のまだらになる。しかし、サルではこの方法は通用せず、ES細胞より早い段階の「4細胞期」と呼ばれる胚を使う必要があった。

  • 山手線、40年ぶりに新駅…品川―田町間 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    JR東日が山手線の品川―田町駅間(東京都港区)で、約40年ぶりに新駅を建設することがわかった。2013年度に新駅を含む周辺の再開発工事の着工を目指す。 山手線の新駅は1971年に完成した西日暮里駅(荒川区)以来で、30駅目。再開発エリアは11年末、外資系企業の誘致を図る国の「国際戦略総合特区」に指定され、新駅は同エリアの利便性を高める要となる。 新駅が予定されているのは、両駅間の港区港南、芝浦付近で、品川駅の北側約1キロの地点。両駅間は2・2キロと山手線の駅間で最も長い。新駅には並走する京浜東北線も停車する計画だ。 品川駅は東海道新幹線が停車し、羽田空港までは京浜急行線で約15分で結ばれている。27年にはリニア中央新幹線で名古屋まで40分で行ける東京の新たな玄関口となるが、新駅は品川駅から所要約2分で、最も近いJR駅となる。 再開発が計画されているのは、品川―田町駅間にある車両基地「田町