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2015年7月21日のブックマーク (1件)

  • 趣味:電柱の送電線

    高圧送電用の鉄塔に張ってある電線は3で一組になっています。 これは交流発電機3台分の電力を送るためです。3台分なら電線が6必要なはずですが・・・ これを解くには、先ず、交流について知っておかなければならないことがあります。 交流は、電流の向きが時間の経過とともに変わり、一定時間後に元の状態に戻り、これを繰り返します。 元の状態に戻るまでの時間を「周期」、周期の逆数を周波数と言う。 位相は、或る点を基準とした波の遅れ進みで、0〜360度までで表される。 では、電線が3で済む理由です。 特性が同じの交流電気を起こす交流発電機を3台用意し、それぞれの発電機をA、B、Cとします。 発電機Aから出力される交流電気を基準にして、Bからは電流の位相を120度進めて出力、 Cからの電流はBより位相を更に120度進めて出力します。 当然、発電機1台から2の出力線が出ているので計6