出会い系サイトへの誘導メールの例。芸能人をかたるものだけでなく「お金を受け取って」などのパターンもある 本連載でも繰り返し警告している「サクラサイト商法」の犯人が逮捕された。アイドルなどの芸能人を装う詐欺に、100万円以上払ってしまった人もいる。なぜ騙(だま)されてしまうのだろうか? ようやく「サクラサイト商法」の犯人グループが逮捕された。詐欺容疑で逮捕されたのは、東京都新宿区のサイト運営会社「ウイングネット」の元役員、アルバイトら男女9人。容疑者らは昨年4〜5月、女性アイドルグループ「AKB48」の元メンバー、前田敦子さんやマネジャーらになりすまし、埼玉県内の会社員を運営していた出会い系サイトに登録させた。この出会い系サイトはメールの送受信にお金がかかり、合計で136万円を騙し取った疑いだ(元役員は容疑を否認、アルバイトは容疑を認めているとのこと)。 「サクラサイト商法」とは、アイド