2022年8月15日のブックマーク (1件)

  • 今こそちゃんと読んで知りたい【開戦の詔書】全文・現代語訳

    先日、私はドナルド・キーン(角地幸男・訳)『日人の戦争-作家の日記を読む』を読了し、何とも言えない、複雑な気持ちになった。 書は、戦中戦後の作家の私的な「日記」の中から、当時の日人の知識階級の思想や実生活を活写しようと試みたもので、その試みは斬新極まりなく、読んでいてドンドン引き込まれて行く。 現代では読まれなくなった当時の作家達が、言論統制と空襲の中を必死で紡いだ日記と、それを戦勝国側の将校であったドナルド・キーン氏が当時の戦局を交えながら考察する内容なので、これほど当時の日人に肉薄した作品もあるまいと思われる。 しかし、ドナルド・キーン氏が直接的に表現はしないものの、先の大戦は日にとって「悪い戦争」だったのだろうか。では、開戦時の詔勅(詔書)とは何だったのだろう。 その疑問から、記事を書いてみようと思ったのである。 開戦の詔書(原文) 詔 書 天佑ヲ保有シ萬世一系ノ皇祚ヲ踐メ

    今こそちゃんと読んで知りたい【開戦の詔書】全文・現代語訳