ブラジルGP裏話 part1：ITV-F1 : F1通信TED'S BRAZIL NOTEBOOK: ITV-F1 ITVスポーツのテッド・クラヴィッツは、今シーズン最後のノートで、ブラジルでの2006年シーズンの最終戦のあと、タイトル争いをしたルノーとフェラーリからチャンピオンシップ順に各チームに目を向ける。 ルノー 今年のチャンピオンシップは優勝するのが難しかったので、再びダブル・チャンピオンとなったルノーは、太陽の下でゆっくり過ごしても当然だろう。 シーズン後半はルノーよりもフェラーリの方が速かったし、エンストンのチームはフェラーリのペースについていくために膨大な努力が必要だった。 明らかにフェルナンド・アロンソはこの努力に気づいており、スローダウン・ラップのときにチーム無線でエンジニアやメカニックに「これこそチャンピオンシップだ。僕らにはその価値がある」と夢中で話していた。 彼の言いたいことはわかるだろう。つまりフェラーリは、マクラーレ
