欧米を中心にターンベースストラテジーゲームの最高峰として絶賛され、2006年の各種ゲーム賞を総ナメにした「SID MEIER'S CIVILIZATION IV」に、待望の日本語版が登場した。本作をリリースするサイバーフロントは、前作「Civilization III」でも日本語版をリリースしており、ローカライズのクオリティには定評があるが、本稿ではその出来栄えも含め、日本語化によりぐっと遊びやすくなった本作の特徴をレポートしたい。 ■ 「シヴィロペディア」の膨大なテキストも完全ローカライズ。バージョンは最新のVer.1.61 本作は、昨年末に登場し全世界で賞賛された「SID MEIER'S CIVILIZATION 4」の完全日本語バージョン。人類の文明が花開いた紀元前4000年から近未来の西暦2050年までをゲームの舞台とし、時の試練に耐える文明を育て上げ、軍事、文化、科学技術など