ポイント 分子振動を検出する世界最高速の光学顕微鏡を開発し、無染色で、生きた微細藻類ミドリムシの個々の細胞に含まれる脂質や多糖類のイメージングに成功した。 微細藻類の細胞を生きたまま染色せずに計測し、さまざまな環境変化や外部刺激に対する細胞のふるまいを詳細に調べることが可能になった。 多数の細胞集団内の個々の細胞の性質を調べ、希少な細胞を生きたまま探索する手法として本技術を用いることで、微生物による高効率バイオ燃料やバイオ医薬品などの研究を加速させることが期待される。 東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻の鈴木 祐太 特別研究員、小関 泰之 准教授、東京大学 大学院理学系研究科の合田 圭介 教授らは、内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の合田 圭介 プログラム・マネージャーの研究開発プログラムの一環として、生きた細胞の内部に
画素数の限界はどこに? iPhone 5sのカメラの解像度は800万画素ですが、キヤノンは7500万画素のデジタル一眼レフカメラをテスト中と言われています。でも、人間の目では、何万画素が見えているんでしょうか? つまり、何万画素あれば実物と同じくらい精細に見えるんでしょうか? 上の動画でVsauceは、この疑問をより厳密に定義して説明してくれています。つまり、明るさや画面との距離など諸条件が最適である場合、人間の視野を埋め尽くすサイズの画面があったとき、それが何万画素であれば、個々のピクセルが見えず、実物のように見えるんでしょうか? 動画の中から、ポイントをピックアップしてみました。 「解像度」は実は画素数とイコールではありません。同じ画素数でも、光の量、センサーの大きさ、実際エンコードされる画素の数、対象との距離によって変わってきます。またスクリーンサイズが小さければ小さいほど、画面と人
カリブ海にすむケヤリムシ、ビスピラ・メラノスティグマ(Bispira melanostigma)。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL BOK) ケヤリムシは、動物というより羽根ぼうきに見える。海で泳いでいるとき、羽根のような触手の束が岩から生えていたら、それがケヤリムシだ。触手は口の周りから伸び、周囲の水中に含まれる微小な餌をこし取る。すぐそばまで近付くと触手はすぐに縮こまり、棲管(せいかん)と呼ばれる巣に引っ込んでしまう。この中に、ミミズのような細長い体が隠れている。 このようにすばやく反応できるのは、触手に目があるからだ。彼らケヤリムシは、不審者の接近を目の付いた口で監視できる「生ける羽根ぼうき」といえる。 最も単純な動物の目は、濃い色素のある光検出器からなる。この目で、持ち主はいわば「1画素」で世界を感じる。正確な像とは言えないが、光や影の方向を知るには十分だ。このように単
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